機関車トーマスに学ぶ

新型コロナウイルス対策でよく言われるようになった「ソーシャルディスタンス」。

社会的距離を保ちましょうということですが、ビジネス的な人付き合いでも「距離」が重要になります。

意見が食い違う時、ぶつかり合う時など「相手としっかり向き合って話を聞き…」などと言われますが、自分は向き合わなくてもいいんじゃないかな、と思います。

いやだって想像してみてください。向き合ってお互い前に進んだら正面衝突するじゃないですか。物理的に。

そこで自分が参考にするのは「機関車トーマス」です。

トーマスたちは、共通の目的(人や物を運ぶ)のために居ますが、基本的に向き合うことはありません。

様々な性格・考え方のキャラクターが、ぶつかり合うことなく目的のために線路を走っていきます。(ぶつかったら大事故ですよね…)

共通の目的(会社の目標など)を持ち、線路(会社の明確な方針)を走る(経営や運用)。おお、なんとスマートなのでしょう…!

線路は隣り合っていても距離は一定を保っています。これが人と人のとりあう距離だと思えば分かりやすいでしょうか。

近すぎると事故の可能性が高まり、遠すぎると相手の声が聞こえない。ですので適切な距離をしっかり保つことが重要ですね。

トーマスたちのように、考え方は様々でもちゃんと距離を保って同じ方向に進んでいけば目的にたどり着きます。

ですから、無理に分かり合おうとしない事も大事なのではないか、と思う次第です。

あ、もちろん方針から逸脱した考え方だと脱線するのでダメですよ!