新型コロナウイルスよりインフルエンザが怖い加藤です。皆さんはどちらの方がやばいと思いますか?自分はちょっと変異した風邪菌より未だワクチンすらないインフルエンザの方がよっぽどやばいと思っている人です。でも一番怖いのは水虫…。
さてそんな話題はさておき、今日は久々にWebのお話。デザインについてです。
皆さんデザインというと真っ先に思うのは「グラフィックデザイン」だと思います。でもWebにはWebの表現手法というものがあり、それをしっかり学んで取り入れたデザインはまた別で「Webデザイン」と言われます。
でも一般人にしたらどっちもデザインであることに変わりはない。だから「デザインができる」と言うとグラフィックデザイナーみたいなすんごい絵を描ける人みたいに思われてしまいますが、例えば自分が(専門ではないですが)デザインするのはあくまでWebデザインです。
自分は基本的にワンストップで仕事するのでデザインも自分で考えることがほとんどですが、最近は「コーダーがデザインをしてはいけない」と思っています。でもやるけど。
何故かというと、コーダーはコーディングが主の仕事なので、この人がデザインすると「あ、これはコーディングで表現するのが超絶難しいな」とか、「これはレスポンシブにすると厄介だな」とか、そういうマイナス要素を先に考えてしまってデザインの幅を狭めてしまうからです。その点デザインを専門にやっているデザイナーは足枷がないので自由にデザインしてくれます。そういうデザインの方が絶対にいいものが出来上がるわけでして。
ただ、グラフィックデザイナーにWebサイトをデザインさせるのは地雷であるとも思います。めっちゃグラフィカルなページをデザインされても、Webで表現できるかどうかは未知数ですので。大体そういう場合は「デザインと成果物で差異が結構出る」サイトになってしまいます。自分も幾度かそういう体験をしました。大体そういう場合はコーディング前に「これはスマホでは表現できません」とハッキリお伝えします。
というわけで、ある程度Webを理解していて、かつコーディングはあまり詳しくない人…という人がWebデザインには適しているのではないかなぁというのが自分の見解です。皆さんWebサイトを作る際は、ちゃんとWebデザイナーにデザインを依頼するようにしましょう(汗
とは言えWebの世界も発展が著しいので、「表現できない」というものはあまり存在しません。グラフィカルにデザインされても大体jQueryやHTML5で表現できちゃいます。ただしそんな中でも最近はモバイルファーストであることが検索上位に来る条件でもあったりするので、ちゃんとスマホでもきれいに見えるデザインづくりを心掛けるようにしましょう。スマホは画面サイズの関係もあって表現できる幅がPCより狭まりますので、しっかりそれを想定してデザインしないと後で痛い目を見ることになります…。
余談ですが、「Webを作れる人=Webデザイナー」と思われがちですが作るのはあくまでエンジニア(コーダー)なので、そこんとこ間違えないようにしてほしいなぁと思います。求人なんかで職種を探すと「Webデザイナー」しかなかったりするのもあまり好きじゃないです。エンジニアはデザイナーとはまた別の生き物なので、しっかり切り分けしてもらわないと「デザイナーで入ってきたのにデザインが微妙」という事態に陥ります。こうなると双方不幸なだけなので、求人をかける時はちゃんと切り分けしていただきたいですね。