ヘルプマークサポーター研修

先日のことですが、ヘルプマークサポーター研修へ行ってきました。
 
ヘルプマーク。ちらほら見かけますが一体どういうものなのでしょうか?
 

ヘルプマークとは

端的に言うと、援助を必要としている方のマークで、一見して分かる場合はもちろんのこと、外見からは分からなくても援助が必要な場合にも有用なものです。

ヘルプマークの目的

義足や人工関節を利用している方、内部障がいや難病の方、妊娠初期の方など援助や配慮を必要としている方々がバッグ等に身につけることで、周囲の方に手助けを必要とすることや「見えない障がい」への理解を求めるもの。
 
・・・ということらしいです。いやまあ大まかには知ってましたが。
 
このマーク、平成24年に東京都から始まった取り組みで、岐阜県は平成29年8月1日から導入したそうです。意外と最近なんですね。お役所の福祉課や障害者総合相談センターなどに出向くと、希望された方に特に書類の申請なく無償で配布してもらえるとのこと。もらうためのハードルが低いのは便利ですね!
 
このマークをつけている人を見かけたら、まず「見守る」という行動をとってください。
「常に助けが必要」というわけではなく、「助けが必要な時がある」わけで、普通に歩いているのに強引に何かしようとするとかえって危険な時があります。もちろん有事には何かしらの対処が必要です。マークの裏面にその方の症状への対処法が書いてあることがほとんどなので、それを見て対処しましょう。
 
ヘルプマークは「助け合いの精神」を体現したとってもいい取り組みだと思います。皆が皆を思いやって、助けあえる共生社会になるといいですよね。自分も研修を受けて色々と新しい知識を得ることができましたので、これからその知識を生かして人を助け、そして時には助けられて生きていこうと思います。